【コースタイム】 9：20西沢渓谷駐車場発→10：40西沢渓谷遊歩道終点→11：05行者谷出合→Ｆ9終了点13：30→下山→遊歩道終了点14：40→駐車場15：30

【記　録】 　 　ザイル祭の山行として計画したため、短く手頃な沢はないかと探し、気分を変えて西沢の行者谷を選んでみた。というのも、東沢は何度か訪れているのに、じつは西沢は初めてで、遊歩道からの景観を楽しみながらのアプローチとなる。 　前日は、雨の予報だったため山行は中止にして、買い物も他人まかせで飲みに専念。何もしていないから疲れていないので元気！夜中まではしゃぐ。 　当日は、皿洗いやおにぎり作りなど、なんやかんやで案の定出発は遅れ気味。時間を取り戻そうと少し速めのペースで、しかもせっせと看板を読み岩の形を無理やり楽しみながら遊歩道を行く。途中、OB隊の休憩タイムに出くわすが、なんだか楽しそうに食べたり飲んだりしている。さっき、朝ご飯終わったばかりだけど・・・　お先に失礼して先を急ぐ。 　天気がイマイチのためか、ハイカーは少なめ。その少ないハイカーに変な眼で見られながら遊歩道終了点で遡行準備していると、OB隊が追いついてくる。暖かく見送られながら出合へ急ぐ。 　行者谷は林道沿いに涸れ沢3本を見過ごし４本目に現れる。この日は水量が多いようで、水の音がしっかりしている。11時5分、やっと遡行開始。せわしなくどんどん進む。大高ぁ、によると「あんまり面白くない」とのことだったが、やはり水が多めのせいか意外とシャワーもある。 　片っぱしから登り、あんまりよく覚えていないが、ところどころ面白いムーブが出てきて、みんなでワイワイ楽しかった。三富山荘で待っている人がいるので、あまり遅くなれないため、水がなくなったところで左の支尾根を横切り、下山道へ合流する。 　帰り道の遊歩道は軌道跡。往路と同じく看板を読みながら楽しんで歩く。三富山荘で残り物の豚汁とチャーハンを美味しくいただき、お風呂に入って帰る。梅雨の合間の楽しい二日間となる。